2016.4.10

〜 光に包まれて旅立つ 〜
 先週は息子の中学校入学式がありました。親であれば誰もが経験することではあると思いますが、心から込み上げてくる感動と神様への感謝に満ちた一日でした。しかし、まったく新しい旅だからでしょうか、緊張と不安で固くなっている息子に安心感と期待を与えようといろいろと励ましの言葉をかけたりしましたが、本人が感じることは格別なものだったでしょう。同じように、新年度を迎え、入園、入学、進学、就職、引っ越しなど、新たな旅に出かける神の家族が多くいます。子どもたちの進むべき道を備え助けてくださる父なる神が、一人一人の歩みを祝福し、最善を賜りますように・・・。
 さて、小泉町教会も新たな体制とビジョンをもって旅を始めました。本日の礼拝では、新たな旅のために先頭に立って仕える新執事とCS教師の就任式を執り行います。キリストの体なる教会における奉仕者はみな仕えるものになるべきです。執事は「給仕する者」という意味をもっているように、喜びと謙遜さをもって仕える存在ですし、教師は「主であり、先生である」イエス・キリストが弟子たちの足を洗われる模範を示してくださったように、キリストの御心を示すべき働き人です。
 また神の家族は選ばれた人たちのために祈り合い、励まし合い、助け合い、愛し合うことが求められていることでしょう。その上、何より大切なことは神の家族お一人お一人のもっている賜物を健康なキリストの体作りのために用いることにあります。キリストの体は一部の働き人の頑張りや能力だけでは成り立たないことを知っています。
 愛なる神が希望の光に包まれて旅立つ小さな群れを祝し、進むべき道を照らし導いてくださいますように・・・。