2016.6.5

〜 あなたの呼吸、あなたを生かす祈り 〜
  
 先週の水曜祈祷会には今までの祈祷会の中で最も多い12名が集いました。7時30分より9時頃まで、12名の祈りの友がまず神を賛美し、それぞれ与えられた御言葉からの恵みを分かち合い、祈りの課題にそって執り成し祈る恵みの時を過ごしました。皆の口から“おー、12弟子か!”と喜びの叫びが上がるほど、祈祷会に加わる人数が増えることは大きな恵みであり慰めです。
 聖書は断言していいます。「祈りが生きている群れを通して神は働かれ、祈りは奇跡を呼び起こす」と。そして神は祈らない個人、祈らない共同体は用いないことを教えておられます。なぜならば神は祈りを通して働かれ、祈りの中に御業を成して行かれるからです。使徒パウロが“絶えず祈りなさい”と勧めていますが、ここで絶えずという言葉は、息をするようにという意味で、わたしたちの信仰の呼吸こそ祈りであって、祈らなければ死んでしまうことを表しているのです。神の家族の皆さんは祈りの呼吸を止めてはいませんか。
 祈祷会の出席者が多いからわたしは出席しなくてもいいと思わないで、ぜひ祈祷会に集いましょう。あなたの祈りがあなたと家族を生かし、小泉町教会と日本の国を変える力となるのです。もし、わたしたちがからし種一粒ほどの信仰をもち、祈り求めるのであれば、神は巨大な山をも動かし、わたしたちの思いをはるかに超える御業を成し遂げてくださるはずです。その出発こそ祈りです。一人の祈りから共同体の祈りへ、個人のための祈りから執り成しの祈りへと祈りの輪を広げる中で、わたしたちは大いなる神の祝福に与ることになるでしょう。シャローム