2016.6.19

〜 解決の道こそ十字架の愛です! 〜
 先日、再び世界を恐怖に陥れた最悪の乱射事件がアメリカのオーランドで起きました。一人のアフガニスタンアメリカ人による乱射によって多くの方が犠牲になりました。世界のマスコミは今回の事件の原因探しに熱心です。「過激派イスラムによる無差別テロだ」とか、「ヘイト(憎悪)行為だ」とか、「銃規制をしてないからだ」などなど。とりわけ大統領選挙を控えているアメリカでもあるわけですから、これらの争いはなお激しくなっていくでしょう。
 本当にイスラムの人をアメリカ社会から除くことで平和な社会ができるでしょうか。白人だけの社会になれば、日本人だけの社会になれば、今の葛藤や差別などの社会の問題はなくなるでしょうか。・・・いいえ、この世が続く限り、これらの問題は絶えず続くでしょう。むしろますます悪くなっていくと聖書は教えています。なぜならば、自然人としての人は罪人であって、自己中心、欲望に生きる存在だからです。それではどうすればいいのか。
 聖書が教えている解決の道こそ「愛」、イエス・キリストの十字架の愛によって示されたアガペーの愛に生きることです。イエス・キリストの十字架の愛の前にはすべての人が赦されるべき罪人であり、すべての人がイエス・キリストが命を捨てて救おうとされた尊い存在であるからです。
 昨日わたしたちは第二回目の「小さな泉の村」を開きました。そこに満ちていたのは「愛」、目には見えませんでしたが、小泉町教会の神の家族とその場に集われた方々との間はイエス様の十字架の愛による絆で一つとされていたのです。願わくは、わたしたちの小さな泉から周りの人々が永遠の愛と命の水を得られますように・・・。