2016.9.11

〜 種から芽、花から将来へのビジョンへ 〜
“草は枯れ、花はしぼむが、わたしたちの神の言葉はとこしえに立つ。(イザヤ40:8)”
 教会の花壇の花たちが美しさを競い合っています。そしていよいよ秋桜(コスモス)もその美しさの饗宴に加わろうとしています。神の家族の協力のもと整備された花壇でしたが、今は通り過ぎる方々から“綺麗ですね”と声を掛けられるようになり、町内の方々によい証しとなっていることは何よりの喜びです。春に神の家族お一人お一人が自分の名前を書いて大切に植え替えたマリゴールドは一本も死ぬことなく美しく花を咲かせ、その葉もどんどん広がっていき今はすべてのマリゴールドが一つの根からなっているようにつながっている様子がとても素晴らしいです。・・・もちろん秋が深まっていけば、やがて花は散っていき、花壇の美しさも消えていくでしょう。しかし嬉しいことはしぼんでいく花はそのまま消えてしまうのでなく、しっかりとたくさんの種を残すということです。ただの植物に過ぎないけれど、彼らは一生涯のうち、しっかりと種から芽に成長し、花を咲かせ神と人を喜ばせただけでなく、しっかりと次の春に再び花を咲かせるための備えをして終わりを迎えるということは何とも言えない恵みです。                             
 神の家族の皆さん、一生懸命に花を咲かせようと力を尽くしてきた私たちかもしれません。そんな中、力尽きてしまい、そのまましぼんでいく自らの姿に寂しさを覚えている方もいるかもしれませんね。しかし実りの季節を迎え創造者なる神の御言葉から力をいただきたいと願います。草も枯れ、花はしぼむことはすべての被造物への法則です。しかし神は恵みの実と将来への復活の種を備えられるお方、だから私たちは失望しませんし、将来への神の約束を信じて新たな一歩を始めることができるのです。シャローム