2016.9.25

 〜 出会いと別れの祝福 〜
“主は人の一歩一歩を定め、御旨にかなう道を備えてくださる。人は倒れても、
打ち捨てられるのではない。主がその手をとらえていてくださる。(詩編37:23)”

 本日わたしたちは主にある兄弟との別れを惜しむひと時をもちます。地方の教会の宿命とも言えるのが転勤や大学進学などにより神の家族を送り出さざるを得ないことです。しかし「出会いと別れ」はまことに神の御手によるものですので、寂しくても祝福の祈りをもって送り出すべきです。
 今回富山を離れるS兄は2年ほど前に転勤でわたしどもの教会に来られ、主にある豊かな交わりの時を過ごすことができました。S兄は情熱に満ち満ちて、御言葉に常に真剣であり、受けた御言葉を生活の中に適用しようと心がけている兄弟でした。とりわけ兄弟と共に過ごした夕礼拝は大きな恵みの時でした。兄弟は御言葉を聞く度に積極的に質問をし、御言葉からの感想を述べ、周りの方々に新鮮な刺激を与えていましたね。信仰者が御言葉に触れた時の喜怒哀楽を素直に現わしてくれた砂川兄から私も大きな励ましを受けました。S兄の新しい生活における一歩一歩が御手の中で祝福され確かなものとなりますように、また兄弟の生活を通して神の栄光が現れるように執り成したいと願います。
願わくは、主なる神が小泉町教会の群れにも新しい出会いを与えられ、ますます豊かな命を生み出す働きへと導かれますように、そして常に話し合ってきたことですが、富山に根を下ろしている地元の方々をイエス様の御前に連れて来れるような伝道の働きに励む神の家族であるように・・・。