2016.10.9

〜一匹の羊として〜
 ある日の礼拝メッセージは、99匹の羊を野原に残して、1匹の羊を探す箇所からのメッセージでした。その中で、「あなたは99匹の羊でしょうか?それとも失われた1匹の羊でしょうか?」と、問いかけられました。その時、私の頭にひらめいたのは、「私は1匹狼だ!」という思いでした。
 主人の転勤で数年ごとに引っ越しています。誰も知った人がいない土地に行って、人と出会い、親しくなっていくのは大変です。良い出会いも神様は与えてくださっていますが、受け入れてもらえない思いをすることもあります。そんな時は、「一人でもいいじゃない、強くたくましく生きていこう」と、自分に言い聞かせていました。
 だから、「一匹狼」という言葉が頭に浮かんだのだと思います。そんな私の心に神様は語りかけてくださいました。「狼になろうとしないで、羊のままでいなさい」と。
肩に入っていた力が抜け、楽になっていきました。神様がいつもそばにいてくださるのだから、心を鎧で固める必要はないと、気づかされました。
 そうすると不思議なもので、嫌われないようにと、必死に空気を読んだりすることなく、自然体で人と交われるようになりましたし、一人でいる時間もまた神様から与えられた恵みの時間として、感謝できるようになりました。これからも、ともにいてくださる神様に導かれて歩んでいきたいです。
K.K姉