2016.10.30

〜 宗教改革は礼拝の回復から 〜
 秋になって学校や町内会、会社、団体など、日曜日を用いて運動会やフェスティバル、総会などを立て続けに開いています。今日も娘の小学校でフェスティバルがあって、学校側に、わが家がクリスチャンであるため礼拝を優先しなければならないことを伝え、理解を得て、娘が登場するプログラムを礼拝の前の時間にやってもらうことにしました。快く受け入れてくださった先生や学校側に感謝しつつ、常にこのような葛藤に立たされている神の家族の苦しみを、愛する主が励ましてくださいますように祈っています。キリスト者は、礼拝者、礼拝によって一週間を始め、礼拝によって一週間を終えることを心がける存在です。  
 しかし、日本社会において礼拝優先の生活を貫くことは大変厳しいことでしょう。とりわけ週末も出勤する職場をもつ方々はなおさらのことだと思います。どうすればいいだろうか…。そこで私が赴任した時から皆さんに提案したのが、「神の家族が希望する時間に合わせて、拝を献げるようにしたい」ということでした。その結果、今は土曜日の夕礼拝が定着していますし、その他、毎週ではありませんが、日曜日の朝9時、午後7時30分などの礼拝が献げられています。先週の日曜日は皆さんの要望で、夕方6時、7時30分、夜8時30分と三回の礼拝がありました。ある面、時間が定まっていないということによる牧師としての大変さもありますが、その大変さをはるかに超える恵みが、毎回の礼拝から与えられていることを賛美いたします。
 本日は宗教改革記念礼拝、礼拝が形式化され、この世の価値観に染まっていた時代、信仰の先人たちが命をかけて守り抜いた礼拝への感動と命を大切に受け継ぎ、主に喜ばれる神の家族となりますように・・・。シャローム