2016.11.20

〜富山マラソンにチャレンジ〜
 仕事は毎日残業で忙しく、家に帰れば食べる→お風呂→家事→疲れ果てて寝る、の繰り返しに疑問を感じる日々。体力をつければ疲れにも病気にも強くなり、もっと子供たちと遊ぶことができると思った私は自分へのチャレンジとしてフルマラソン完走を2016年の目標とした。早速富山マラソンにエントリーし練習開始!とはいうものの、練習する時間もない慌ただしい毎日。休日はゆっくり寝たいところだが、早起きして練習をすることにした。初めはただただ疲れるだけの辛い練習だったが、家族の為、自分の為と気持ちを奮い立たせ走ることを続けていると、10キロは気持ちよく走ることができるようになっていた。その後も、家から15キロ程離れた公園に子供たちを連れて遊びに行った後は走って帰宅、妻をパン屋へ連れて行った後は走って帰宅というように工夫しながら練習を続け大会前には20キロ走れるようになった。 しかし42.195キロ練習することがないまま本番を迎えた。不安な挑戦だったが、皆さんの祈りや家族の応援に背中を押されもはや自分だけの戦いじゃないという気持ちで走り、また同じ挑戦をしている他人ともアイコンタクトなどで励まし合いながら4時間22分で無事完走することが出来た。この挑戦に何か感じるものがあったのか、これまで私にあまり甘えてくることがなかった長男がよく私に甘えてくるようになった。とてもとても辛い挑戦だったが、その先には皆の笑顔が輝いて見えた。
              H.S兄