2016.11.27

〜酒に酔いしれず、御霊に満たされなさい〜
 富山小泉町教会の皆さんに助けられ、支えられての15年は、雪掻き、腰痛に悩まされながらも、振り返ると沢山の恵みをいただいた日々でありました。 
 ある日、講壇交換で金沢教会で説教奉仕をした時、「酒は悪魔の水です」と言いました。
礼拝後、一人の婦人が近づいて来て「私はこの教会の前で酒屋をしております」と笑いながら言われました。まったく、誰が礼拝に来ているのかわかりませんね。「人酒を飲み 酒酒を飲み 酒人を飲む」に至っては、それは身を持ち崩すもとです。
 聖書は「御霊酒」を飲みなさいと教えております。御霊酒(みたまさけ)?さては近頃新発売の富山の地酒か?いいえ、エフェソ書5:18〜20に記されている霊の飲み物です。この世の酒は身を滅ぼす恐れがありますが、御霊酒は飲むほどに酔うほどに、心満たされ、自分も他人も愉快になります。これを飲まずして、どうしてクリスチャン生活を楽しめましょうか。
 小泉町内会の新年会で近所の御婦人が「おひとつどうぞ」と徳利を差し出してこられました。「すみません、私は飲めませんので」と言うと「あら、おかわいそうに」と言って隣の人に御酌をされました。御霊酒を飲めないのはもっと御可哀想ではありませんかね。 以上、「御霊酒」なら底なしの牧師の独り言でした。 
               本多英一郎 牧師