2017.2.19

〜 幻を語り合おう 〜
“その後、わたしはすべての人にわが霊を注ぐ。あなたたちの息子や娘は預言し、老人は夢を見、若者は幻を見る。(ヨエル3:1)”
 本日の信徒会では次年度の幻を語る時を過ごします。神の家族お一人お一人に示されている小泉町教会の幻を共に分かち合う恵みの時になるでしょう。神の家族の群れは、イエス・キリストを救い主として告白し、同じ信仰と聖書の御言葉の上に建てられていく共同体です。そしてもう一つ、教会は聖霊によって誕生した共同体であると同時に、今も同じく聖霊の助けと導きの下で進められている群れであるということを覚えるべきでしょう。その聖霊の導きの具体的な形が「幻」を通して示されるのです。ですから、人の思いや人の計画によって成ったものではないのです。
 箴言28:19で“幻がなければ民は堕落する。教えを守る者は幸いである。”とあります通り、神の家族の群れが聖霊による「幻」をもたなければ、人間的価値や社会の風潮に流されてしまうことになりますし、そのことを私たちは歴史を通して教えられてきたのです。
 ですから、そのために、まず牧師が絶えず御言葉と聖霊との交わりを通して幻をいただき、執事や信徒の一人一人が御言葉と聖霊による幻を分かち合うことでしょう。そして何より大切なことは、聖霊によって与えられる「幻」は共同体の一致と調和を作り出す形で現れることを忘れないことです。
 願わくは、神の家族の群れが、「幻を語り合う」中で聖霊による感動のもと幻をいただき、小泉町教会への神の御心を共有できる恵みに与りたいものです。シャローム