2017.3.12

〜牧会の現場へと旅立つ友へ〜
“これらのことを命じ、教えなさい。あなたは、年が若いということで、だれからも軽んじられてはなりません。むしろ、言葉、行動、愛、信仰、純潔の点で、信じる人々の模範となりなさい。”(Ⅰテモテ4:11〜12)
 本日の礼拝は私たちの愛してやまない宮田祐亮神学生ご一家を牧会現場へと送り出す前の最後の礼拝となります。宮田神学生は幼い時に小泉町教会でバプテスマを受けてからしばらくの間、神と教会から離れていました。しかし神は、幸姉との結婚という祝福を通して再び恵みの懐に招いてくださいました。その日以来、宮田祐亮・幸夫妻は神と教会に献身的に仕えながら、神の国のために生きる成熟した信仰を育まれて来ました。そして神は、時に適って「献身者への召命」を与えられ、ご夫妻は牧師になることを夢見て、生活の安定も慣れ親しんだ富山も離れ、福岡の西南学院大学の神学部へと旅立ちました。それから3年、宮田ご夫妻は神学校での学びの過程を充実に過ごし、神学校を卒業すると同時に牧師としての招聘を受け、牧会現場へと進むことが決まりました。今日まで宮田ご夫妻を選ばれ、星のように輝かせ、すべてを導かれた神をほめたたえます。 
 ご一家のこれからの歩みは全く新しい歩みとなります。神学校へ行くことを決心した時よりも、不安、緊張感、恐れははるかに大きいでしょう。もちろん、期待、召命感、信仰はそれ以上に大きくなっていることでしょう。大切なのは、主イエスに遣わされた者として、“教会は人によってなったものではなく、神によってなったものである”という確信の下で、御言葉の上に謙遜に立ち、聖霊様との交わりの中で歩むべき道を大胆に進むことでしょう。
小泉町教会の神の家族が約束できるのは、宮田神学生ご一家のための愛の執り成しを休まないこと、そして、いつ帰ってきても快く迎え入れることでしょう。ご一家を通して栄光を受け取られる主を賛美します。ハレルヤ!