2017.3.19

〜天の国の掟〜
 小泉町教会の皆様こんにちは。私が福岡に転勤になって早いもので1年半以上経ちました。毎回小さな泉の恵みでは、子供のことを記させて頂いていますが、今回も恐縮ですが、子供のことを記させて下さい。
 私は、金曜日は次週になるべく仕事の残りを持ち越したくないのでいつもより遅くまで残業するため、夕食は外食することに決めています。ある金曜日の夜、いつも行く牛丼屋で食事をしていたら、ちょうど中1の長男と同じ位の小柄な男の子が、お母さんに連れられて牛丼の上に鮭の切り身を乗っけて豪快に食事をしている姿を見て、何とも愛しい感情が湧いてきました。ふと我に帰ってそんな自分が滑稽に思えてきました。要は、子煩悩が講じて、子供好きになり他人様の見ず知らずの子供を見ただけで、何とも言えないいとおしさ、愛情を感じるんですね。
 この感情は、悪いことではないし、多少の苦労を重ねているうちにそんな心になったのかなぁと思えてきますが、ちょっと、耳障りなことを言いますと我々信徒は、我が子を愛する程に他人を愛さなければなりません。新訳聖書の沢山の箇所に主の御命令として、律法通りの行いよりも互いに愛し合うことを強調して記されていますね(マタイ5:44、48、22:39)。私は、完全な者にはなれませんが、神の御心に適った行動がとれる者に近づけるよう祈り続けたいと思います。
                                T.K兄