2017.3.19

〜 僕(しもべ)たちの喜びの告白 〜
『わたしどもは取るに足りない僕です。しなければならないことをしただけです』(ルカ17:10)
 いよいよ2017年度の小泉町教会の執事を選ぶ日を迎えました。毎年この時期になると年度末ということもあって、過ぎ去った一年間を振り返り、これからの一年間の教会の歩むべき方向を主に聞き、祈りの中で諸計画をまとめることで慌ただしく過ごすことになります。しかし、そんな忙しさの中、新年度の一年間の神の国と教会の働きのために選ぶ4名の新しい執事を選ぶことは、牧師にとっても、神の家族にとっても大きな喜びであり、恵みであります。
 「執事」は、もともと“給仕をする者”の意味で、神の体である教会の公の僕となることを喜ぶことこそ、執事選挙の恵みです。牧師を支えながら、選ばれた4名の執事がそれぞれ任された役割を謙遜に果たしていく中で神の教会はいきいきとした命に満ち溢れ、その輝きは神の家族の一人一人へと広がっていくのです。
 毎月一回、信徒会の前に、4名の執事と牧師が金曜日の夜、簡単な茶菓を分かち合いながら定例執事会を行なっていますが、その時が牧師にとっていかに大きな励ましと恵みとなっているものか。とりわけ執事のうち誰一人、イエス様の弟子たちのように「誰が偉いか」という背比べをしようとしませんし、互いが“わたしどもは取るに足りない僕です。しなければならないことをしただけです。”という僕の姿勢を貫いていることを誇りに思っています。
 願わくは、執事をはじめ小泉町教会の神の家族お一人お一人が、僕たちの喜びの告白を歌に変え、その一人一人の歌が僕たちの合唱へと成長し、神様に喜ばれる2017年度となりますように・・・。シャローム