2017.3.26

 今年1月27日に父方の祖母が96歳で天に召されました。祖母の葬儀は岐阜の教会で執り行われました。祖母が大好きだった紫の花いっぱいに囲まれ、真っ白で高い天井にまで響くオルガンの音色を聞いていると、とても敬虔な気持ちになりました。
 私が幼い頃の祖母は八百万の神を信じ、台所や神棚に色々な神様をまつっては、いつも手を合わせていました。私が高校生の頃は『真光教』にはまっていました。その頃に私は母の影響でクリスチャンになり、父と妹もそれに続きました。帰省する度に私達家族はイエス様の話をしましたが、全く耳を傾けてはくれませんでした。いつも優しい祖母なのに、その時は嫌な顔さえしていました。
 それから私は結婚して富山にきて祖母に会う機会はあまりありませんでしたが、今から8年前に祖母は洗礼を受けてクリスチャンになりました。その2年後に父の妹も洗礼を受け、今ではその子供達も教会に通っています。教会での葬儀は初めてだという従兄弟達はとても感銘を受けていました。教会に親類が集まる事が出来るなんて、高校生だった頃の私には想像もできない事だったでしょう。「主イエスを信じなさい。そうすればあなたもあなたの家族も救われます。」という御言葉が心に響く式でした。
                    K.K姉