2017.4.9

〜「小さな泉の村」もう1年〜
 3月下旬になり、今年も家の庭にウグイスがやって来て鳴いています。ウグイスはもう何年も来ていますが、なぜか毎年、家に来るウグイスは、若い鳥のようで「ホ〜ホケッ、ケキョ、ホケキョッ」と、どこかたどたどしい鳴き方です。この子(鳥)も、いつかは上手に鳴くことができるのかなぁ・・と思いつつ、そ〜っと窓を開けたら、どこかへ飛んで行ってしまいました。
 ウグイスの声を聞いて、昨年の3月24日に行われたホームレス支援「あったか相談村」の最後の活動の帰りに、会場のサンフォルテの植え込みから、家にやって来るウグイスと同じような、ぎこちない鳴き声が聞こえてきたことを思い出しました。
あれから一年、「あったか相談村」の後を継いだ「小さな泉の村」は、あっという間に12回目の活動日を迎えることになりました。富山の片隅の小さなチャレンジ、小さな活動ですが、小泉町教会の兄弟姉妹の支えがあっての一年だったと、そのご奉仕とご愛に心から感謝しています。
 一年間の活動を通して、始めはどこかぎこちなかった利用者のおじさん達が、少しずつですが、積極的に楽しそうに交わり、活動される姿に変わっていきました。そこには、常に弱く小さな者へ目を注がれるイエス様のご愛が溢れていたのだと思います。主が、働き人として小泉町教会を選び、与えてくださったこの活動が、少しでも長く続くようにと祈っています。
                    S.Y姉