2017.5.21

〜 遣わされた者としての生涯を思う 〜
昨日は、わが教会の歴史において大切な働きをしてくださった藤田英彦先生の訪問を
受けました。藤田先生は日本バプテスト連盟の歴史において大きな伝道の足跡を残された方で、今年が牧師となられて60周年を迎える年で、岐阜教会が用意された先生の60周年を祝う感謝礼拝に行かれる前に、同じ時期に伝道のために訪ねていた北陸の教会をもう一度訪問したいという願いがあってわが教会をも訪ねてくださったのです。先生が来られる前に、藤田先生についての記録を捜してみたところ、2010年に出版された富山小泉町教会の50年史の中の、「富山開拓の歴史」には次のように記されていました。
・1960年10月、「連盟伝道部との話し合いにより岐阜教会の藤田英彦牧師が富山に入る。 バプテスト青年伝道隊を迎え、富山荘(現:高志会館)で伝道集会を開く。
 市公会堂の小ホールで集会、藤田英彦、石堂栄師が説教。
 ミヤコ楽器店の二階(後に三階)ホールで木曜日に集会をはじめる。
 私たちの教会も3年後には教会開拓60周年を迎えることになります。今までどれほど多くの方の献身的な働きと涙と汗、血が注がれただろうか。「地の果てに至るまで、わたしの証人となりなさい」というイエス様の至上命令に従い、数えきれない献身者たちの命をかけた献身によって富山にも福音が伝えられ、わが教会も祝福に与ることができたことを賛美いたしましょう。
 願わくは、藤田先生をはじめ、先日福井教会を辞任された西條先生、その他、福音伝道のために尽くされた先生方の上に父なる神の慰めと天にある祝福がありますように、また、わが群れに多くの伝道の実が結ばれますように・・・。シャローム