2017.6.18

〜 忘れてはいませんか 〜
先週、名古屋の平針教会の牧師就任式から戻る際に、ガソリンの針が丁度半分くらいを指していました。
 富山を出る時のメーターはほぼ満タンになっていて、今はちょうど半分だから、“もうこれで富山までの帰りも大丈夫だろう!”という思いでした。ところが、砺波に近づいた時、メーターが危険信号を送っていました。“どうしよう・・・。”一瞬、頭が真っ白になって早くガソリンスタンドを探さなきゃと思い、高岡で急いで高速を降り、探し始めました。ところが、もう暗くなっている田舎のどこにも見当たらない。車が道で止まってしまうのではないかという不安がよぎりました。ハンドルをしっかり握って、祈り続けましたね。そしてやっと見つけ出したガソリンスタンド・・・。その時の感動と安堵感は言葉では言い表せないものでした。先ほどまでの不安は嘘のように消えていました。ハレルヤ!
 しかし、それだけではありませんでした。水曜日の朝、子どもたちの学校から連絡が来て、“子どもたちのビザが切れて、不法滞在の身になりました。はやく方法を探してください。”という電話でした。もともと満了日が6月初旬であった子どもたちのビザを、自分のビザの満了日の7月だという間違った情報を思い込んでしまった結果でした。自分の油断を嘆きつつ、急いで市役所にいき、必要資料を手にし入国管理局に駆けつけました。幸い、入国管理局の方々の手早い対応のお陰で、その日の内にビザは更新され、子どもたちはもともとの地位を回復することができました。ホッと息をつきながら、神に感謝の祈りをささげるしかありませんでした。
 今週経験した出来事から得られた恵みの教え。どんなことにも決して油断しないこと、また常に身の周りの事柄をチェックする習慣を身に着けることを心がけること。これはまたキリスト者の霊的な面においても適用できることでしょう。今は神の計画においてどの時期であるか、また魂が渇いて底をついているのに気付かず、突っ走っているのではないか、と。