2017.7.9

「病院にて」
 先日、脚の手術から2年目の定期検診のため、富山大学付属病院へ行ってきました。レントゲン受付のブースで待っていると、ちょうど向かい側に、美しい緑の木々が見えるガラス張りの広い廊下があり、そこに並べられているテーブルと椅子に座っている人々が目に入ってきました。
 そのコーナーには、食事をしている人、疲れたような表情の人、車いすの人、一緒に来た人と話をしている人などさまざまな人々が、病院という空間の中で時間を共有し座っていました。
 病院に来ている人たちは、基本的には体のどこかに支障があるか、その付き添いかだと思います。それぞれさまざまな事情を抱え、そこに座っていることでしょう。その人々をぼんやり眺めているうちに、大学病院という場所柄、このなかには深刻な病状で、深い悩みの中にいる人や、健康診断で引っ掛かり、精密検査に来て不安に押し潰されそうな人も少なからずいるのだろうと思いました。
 そして、同時に、悩みや不安の中にいる人達が、イエス様の十字架の恵みを知れば、その悩みや不安が祈りと共に平安に変わることを知れば、どんなに良いだろうかと思い祈りました。
今、不安なことの多い世の中にあって、光り輝くイエス様の救いと恵みを多くの人々に知ってもらいたい、知らせたいと思ったひとときでした。
                     S.Y姉