2017.7.23

〜 大切な一人の救いのために 〜
 神の愛の目はすべての人、すべての民族、すべての国、地の果てに向けられています。「この世の一人も滅びないで永遠の命を得させるために」、神は独り子イエス・キリストをこの世に贈られ、十字架の上で全人類の罪を贖われ、永遠の救いの道を開いてくださいました。そして、その福音の道を全世界の人々へと告げ知らせるために聖霊を注いでくださったのです。聖霊のパワーと働きは2000年前のエルサレムユダヤの壁の内に引きこもっていた初代教会の群れを一瞬に造り変え、彼らがあれほど軽蔑し嫌っていた異邦人の住んでいる世界へと散らされました。そして、散らされた神の働き人によって驚くべき救いの実が結ばれるようになったのです。現代の教会の伝道の働きにおいても聖霊の助けがなければできません。一つの壁に閉じ込められて何もしないで安住してしまってもいけないのです。大切な一人の救いのために神の愛を抱きつつ、聖霊の助けを求めることです。
 本日も私たちは路傍伝道に出かけます。大変暑いでしょうし、梅雨の激しい雨が降るかもしれません。近頃、わが教会には新来者、求道者の方々が礼拝や諸集会に集われています。とても嬉しいことですし、感謝すべきことです。だからと言って、それに満足して、伝道の手と足を休ませてはなりません。なぜならば、救いの知らせを待ち望んでいる人々がこの町にたくさんいるからです。だからこそ、聖霊の力をいただくべきです。今は聖霊の時代、聖霊が新しいことを始められる時代、聖霊によるリバイバルの時代です。わずかで弱かった初代教会の群れが、聖霊の働きによって力強い群れと変わり、思いもしなかった出来事を次々と成し遂げたように、小さな群れであるわが教会も聖霊の助けを慕い求め、絶えず伝道する姿勢を失うことがないようにしたいものです。シャローム