2017.8.6

〜神を賛える国歌〜
「おお、神は、我らを祝福してくださる。あなたの豊かで良き励ましをもって!戦うべき敵が現れた時、あなたの癒しをもって助けてください。かくも長くあなたが罰せられた我ら民族を、安息の時へお運びください、過去と未来の罪によって、あなたに苛まれた民を・・・」
 あなたの助けによって、わたしたちの父祖が得たこの地は美しく、あなたが立てた私たちの旗は砦に翻る。しかし、ああ哀れ!我らの過ちによって、あなたの怒りが湧き上がり、次々と敵がこの国を侵しました。あなたの地が、あなたご自身の子らの罪ゆえに、その子達を墓場に送られたことが、何度あったことか。ああ!自由は死者の血から生まれることはなく、虐げられた隷属民の涙が、我ら孤児らの燃え上がる目より落ちる!
 哀れ、主よ、我らに危機の波が押し寄せた時は守護の力をお与えください。かくも長くあなたが罰せられた我らを・・・」
 これは、ある国の国歌の要旨です。その名も「賛称」というそうです。長い戦乱と侵略に苦しむ歴史の中にあったこの国が1903年に採用した国家、今ディボーションで学んでいる詩編の内容とよく似ていて胸を打ちます。

週報係