2017.8.20

〜 歴史の悲劇を繰り返さない! 〜
 神の家族の皆さん。わが家は皆さんの祈りに支えられ、恵まれた時を過ごしていることを感謝します。
 そして本日(20日)にはウルサン市にあるミレロ教会で二回の宣教奉仕をすることになっています。以前から親しくしていた牧師先生からの要望があり、引き受けることにしました。心の内からはゆっくり過ごしたいという思いもありましたが、神の命令であると信じ感謝をもって主の恵みを伝えようとしています。ぜひ、お祈りください。
 さて、先週はアメリカから悲しいニュースが届きました。過去、人種問題で多くの犠牲者を出し、深い傷跡を残していた悲しい歴史を再び繰り返そうとしている。白人至上主義を掲げるクー・クラックス・クランKKK)とネオナチなどのグループとこれに抗議するグループが衝突し30人余りが死傷した事件が起き、トランプ大統領が白人至上主義を擁護する立場に立っているような態度をとっていることが大きな問題となっています。以前からKKKがトランプを支持していることは承知の通りで、一人の間違った選択がもたらすだろう悲劇を危惧する近頃です。
 差別の歴史こそ、非聖書主義であり、神に挑戦するサタン(告訴する者)による罪であり、人類を破滅に追い込む罠、悲劇の源です。差別のあるところには必ず暴力と戦争が伴い、殺し合いが生じました。
 神はすべての人類を救うために、独り子をこの世に遣わされ、十字架の上で死なせられました。また主イエスは、最も小さき者、異邦人などを尊ぶことを教えられ、神を愛することと隣人を自分のように愛することを命じられたことを忘れてはなりません。私たち神の家族の群れは断固として隣人を差別するという歴史の悲劇を繰り返さないことを誓いつつ、まず私たちの身近なところから十字架の証人として平和の福音を宣べ伝えることでしょう。