2017.9.10

〜「ノアの方舟」を学んで〜
 教会学校で、示された思いを分かち合いたいと思います。ここのところ稲垣兄を中心に「創世記」を学びましたが、「ノアの方舟」のところで、方舟に乗れずに滅んでしまった人々に同情というか痛みを覚えました。彼らの中に自分の姿を見たのだと思います。旧約聖書の中には、時々神様に見放されたり、裁きによって殺される人たちをみることがあります。そんなとき痛みや疑問を感じる場合があります。しかし、そんな時、方舟に乗って生き残った義人であるはずのノアの家族を見て神様は「人が心に思うことは、幼いときから悪いのだ」と言われます(創世記8:21)。私自身、彼らと同様に罪人としていつ命を絶たれても文句の言えない者であったことを思い知らされました。「義人はいない。ひとりもいない。(ローマ書3:10)」私の心を全てご存知でありながらなおも、「赦したい」「生かしたい」と願って下さる神様に対して疑問をはさむなどなんと傲慢なことであったかと思います。
 これからも教会学校の学びが益々祝されることを願っています。
                   S.Y兄