2017.11.5

  〜 あなたの荷を背負われる主 〜 
 “主をたたえよ、日々、わたしたちを担い、救われる神を。(詩編68:20)” ラクダは一日の始まりと終わりの時、飼い主の前にひざまずくそうです。一日の仕事を終わる時、ラクダは飼い主の前でひざまずき、背中にある荷物がおろされることを待ちます。また新しい一日が始まると、また飼い主の前にひざまずき、飼い主が負わせる荷物を背中に負わせます。飼い主はラクダの事情をよく知っています。ラクダが負えるほどの荷物だけをのせてくれるし、ラクダも飼い主が負わせる荷物を断らないのです。
 そうです。ここでラクダはもちろんあなたですし、飼い主はイエス様です。イエス様はあなたの立場を誰よりもよく知っています。そしてあなたが負うことの出来る荷物を負わせます。
よく言われることですが、空を飛ぶ鳥にとって翼は重いものですが、その翼があるゆえ空を自由に飛ぶことができますし、海の船にとってその帆は重いものですが、その帆があるがために人生の海へと進んでいくことができるのです。キリスト者にとっても各自が負うべき十字架は重いものですが、その負っている十字架によってイエス・キリストの十字架の愛を知ることができ、イエス様と共に歩む恵みの神秘を味わうことができるでしょう。
 神の家族の皆さん、ぜひ忘れないでください。イエス様はあなたが負えない荷をくださらないし、あなたが疲れて力をなくしてしまう時にはあなたを担い、救われる神であることを!また。神の家族の毎日がラクダのように謙遜に飼い主の前にひざまずき、豊かな恵みをいただきますように…。