2017.11.19

 私は「むなしさの果てに」と題した三浦綾子の足跡をたどるビデオを見ました。三浦綾子は1922年北海道の旭川市に生まれ子供が好きで 戦争中は小学校の先生をしていましたが 敗戦後7年間の教員生活にピリオドを打ち、その後は肺結核脊椎カリエスを患い 13年間の療養生活を送り この間にキリスト教への関心を深め洗礼を受けました。
 著書には「氷点」「塩狩峠」「道ありき」「旧約聖書入門」「新約聖書入門」などあることは皆さんもご存じの通りです。
 三浦綾子の人生は長い病との戦い、入院中に人生を変える人との出会いがあり 熱心なクリスチャンとなり 絶望のむなしさからの脱出がありました。
退院後は 人々を苦難から救うメッセージを送る作家として 変えられていく足跡を見ることができました。
 どんな苦難の中でも 早まって自分はダメだ、あの人はダメだ などと思わないこと、神さまがダメな人間をつくるはずがない、ということを知っていただきたい と最後に強調しておられたことに私は胸を打たれました。
 また三浦綾子は「生きること」「愛すること」「信ずること」の3つの言葉に集約される人生を送ったと 夫の光世氏が語っておられました。
 そこで私は聖書にある「苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生む」この言葉を思い出し あらためて勇気を与えられました。
 これからもみ言葉に立ち 神の家族と共に 勇気を出し 信仰生活を謙遜に送りたいと思います。
                 I.H兄