2017.12.3

三浦綾子の旧約聖書入門を読んで「九 律法・十戒」
　ヨセフの死後、ヨセフの同族の子孫イスラエルがエジプトに満ち満ちていたので、エジプトは脅威を感じた時、エジプトにヨセフの名を知らぬ王が出て、イスラエルの民族を圧迫した時、神はこの苦しみから、イスラエル民族を救おうとして、モーセをその任に命じた。
　モーセは神から、この民族移動の時にシナイ山で神の言葉をたまわった話が十戒である。その一番に「あなたはわたしのほかになにものをも神としてはならない」がある。私たちは神よりも大事にしているものがないだろうか。商売、仕事、金、名誉、夫、子、自分が神より大事ではないだろうか。神様は私たちの日常をずっと見ておられます。第一のものを第一にしていく時に幸いが神から与えられます。
　また、私たちは的はずれな生き方をすることがあります。それは自己中心的な生き方です。その反対はキリストを中心とした生き方です。自己中心の生活では生活の関心事は、自我によって方向付けられ、その結果、調和を欠いたり欲求不満に陥ったりします。キリストを受け入れた生活では、生活の関心事はキリストによって方向付けられその結果、神の計画と調和するようになります。私はどうかというと、自己中心の生活になりがちです。ごりやくの信仰、これだけ神様のために会堂の掃除をして献金もしているのに、マイナスの結果しか現れないという思いになって、礼拝を休みたくなります。これからはキリスト中心の行き方になるように願っています。
　箴言3:5には「心を尽くして主に依り頼め、自分の悟りに頼るな、あなたの行く所どこにおいても主を認めよ、そうすれば主はあなたの道をまっすぐにされる」とあります。このみことばを頼りに、希望をもって生活していきたいです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　M.T姉