2017.12.31

〜 晴れの日も、曇りの日も 〜
“水の中を通るときも、わたしはあなたと共にいる。大河の中を通っても、あなたは押し  流されない。火の中を歩いても、焼かれず、炎はあなたに燃えつかない。(イザヤ43:2)”
 2017年の最後の主の日を迎えました。神の家族の一年間の礼拝者としての旅はいかがでしたか。何より52回の主の日の礼拝が一度も欠けることがなく守られ、献げられたことを感謝します。
 本日は「年末感謝礼拝」で、恒例となっている神の家族全員による一年間の恵みの証しを分かち合うひと時を過ごします。もちろん中には感謝だけでなく、悲しみや嘆き、悔い改めのことも分かち合うことになるでしょう。願わくは、お一人お一人に与えられた、神との交わりによる恵みと、これだけはぜひ伝えたいという内容を、ありのままに打ち明けることができ、慰め合う恵みに与るひと時となりますように・・・。ただし、決して他人を責めたり、批判したりする場ではなく、神の家族としての互いへの感謝と喜びと望みを、見出せる時にしましょうね。
 私自身、小泉町教会の群れの牧師として一年の歩みを振り返るときに、宣教において、聖書教育において、執り成しにおいて、とりわけ委ねられた神の家族の一人一人に対する、牧会的な魂の配慮において、自分の不忠実さ、怠慢さ、弱さを示されています。しかし、それらを包み込む神の愛と、神の家族の愛の励ましをいただき、感謝に堪えません。
 今年、私たちは心の願いと期待とは裏腹に、激しい河の中を通るような時も、火の中を歩くような時もあったのではないでしょうか。人は常に、晴れの日が続くことを望みますが、神は決してそうはなさらない。晴れの日があれば、曇りの日もある。笑う時があれば、必ずと言っていいほど涙の日も訪れてくる。・・・ しかし、私たちが失望し、つまずかないのは“わたしはあなたと共にいる。”と、約束された方がおられるからです。シャローム