2018.1.7

〜近頃 思ったこと〜
 近頃、思ったことの一つ。
 それはニュースや情報番組で、事件や事故などの目撃者に、あるいは街中の人々に、その事について意見を求める場面で、インタビューを受けた人達の多くが、その内容が悲惨であるにも関わらず、笑みを浮かべながら応じているということです。
 いつからか、「人と話をする時は笑顔が一番、笑顔がステキ」という概念が植え付けられ、悲しみに共感する場面であっても、自然に笑みが出るのでしょうか?もしくは、TVのインタビューが嬉しくて舞い上がり、その気持の方が強く表れているのでしょうか?                 
 答えはわからないままですが、どちらにしても、悲惨な話に笑みを浮かべながらインタビューに応じるTVの中の人々に、奇妙さと不安を感じます。
 もうひとつは恵み。最近までリビングライフを用いて、詩篇の御言葉をディボーションしていました。詩篇の多くを記したダビデは、主から「私の目にかなう人」と呼ばれた唯一の人です。そう呼ばれたのは、欠点がない完璧な人だったからではなく、逆に多くの欠点や弱点があり、大小の過ちを犯し、そのたびに過ちを悔い改めた人、そして、主の前に進み出て真摯に向き合い、いつも感情を素直に出して、自分の置かれた立場がどんなに悲惨で大変かを訴え、助けを求め、祈りを捧げた人だから。そして同時に、どんな状況の時も、絶対的に主を信頼し、主への賛美を忘れない人だからです。
 ダビデの姿に共感し、感嘆し、多くのことを教えられた日々でした。御言葉は、恵みの宝庫ですね。  
                S.Y姉