2018.1.21

 1月7日、8日に閔先生、I兄と共に金沢教会で行われた中部地方連合の壮年会の総会に初めて出席させて頂きました。Y会長をはじめ皆さん魅力的で、田口牧師父子や閔先生のギターと賛美、メッセージ等々どこをとっても主の恵みばかりの2日間でした。
 中でも交流会での参加者の方々と閔先生の会話はとても印象的でした。聖書の中で特にパウロ書簡はいろいろな神学的解説がなされており、その晩も初代教会の分派を想起させるような話に流れかねませんでした。それに対して閔先生は、主イエスパウロによって語られた福音は一つであり、旧約と新約は全て主イエス神の国に焦点が合わされていると説明されました。聖書研究はとても魅力的ですが、時に神学の為の神学は福音伝道からそれて迷宮に迷い込んでしまうことがあるそうです。先生の冷静でありながら熱のこもった言葉によって、会話に参加したみなさんの信仰がさらに深められると同時に、私自身もまたその迷宮に迷い込むのを防いで下さっているように感じました。まるで神の守りの御手のように。もっとも浅学な私には迷宮の入口さえも見出せませんでしたが。
 壮年会には奨学金の充実をはかり神学生を支えるという願いがあり、小泉町から送り出された宮田祐亮師についても報告が有りました。御言葉に熱い閔先生からの薫陶を受けた宮田師を立てられた主に感謝いたします。閔師、宮田師そして連合の全ての牧師の心と身体が強められ、その働きによって神の栄光が現されますように。
                    S.Y兄