2018.3.4

旧約聖書入門(三浦綾子)を読んで「十、怪力サムソン」〜
 旧約聖書の7番目に「士師記」があり、その中でサムソンを紹介します。サムソンの父はマノアといい母の名前は不明です。この母は一度も子を産んだこともなかった。この母に神の使いが現れて言った「あなたは身ごもって男の子を産む。その頭にかみそりを当ててはならぬ。その子供は産まれながら神にささげられたナジル人である。彼はペリシテ人の手からイスラエルを救うであろう。」神様はふしぎな方で、このサムソンがペリシテ人の女を好きになりました。その女性は美人で、ペリシテ人はナジル人であるサムソンがどうしたら死ぬかを考え、彼女から聞こうとします。彼女はサムソンを利用するだけだったので、どうしたらあなたの力は弱くなるのと言い続けサムソンはとうとうひみつを話しました。私の頭はかみそりを当てたことがない、もしそりおとしたら力は去っていくと。男性は女性のみかけで美人であれば好きになるようですが、その人の心はどんなかは知ろうとしません。男性はこの失敗から学ぶべきです。力の去ったサムソンはとらえられ、むざんにも両眼をくりぬかれ投獄されてしまいます。でもサムソンは日がたつうちに髪がのびます。ペリシテ人ダゴンの祭にあつまりサムソンをはずかしめます。この時サムソンは建物の中心にある柱を引き寄せ、建物は崩壊してペリシテ人はその下じきになってサムソンとともに死んだのです。このように神様はペリシテ人をほろぼされました。私も教会に集い神様のおしえを知っていますが自分の思いではなく神様がみこころを行ってくださると思います。ディボーションをとおしていやな時もうれしい時も神様のことを思って暮らしていきたいです。
                M.T姉