2018.3.11

 事実は小説より奇なり。先日、教会とも関係の深いHさんのお母様がシンガポールで私の母親に日本語を教えた先生だったということが分かりました。Hさんは、茨城県の土浦出身で江戸時代から続く醤油店の娘さんでした。お父様は、一橋大出身で三井物産に就職しシンガポールに行き、そこで日本語を教えていたお母様と出会い結婚したということでした。ご両親の出会いの経歴は全く我が家の両親の経歴と似ていました。私の母親は中国人ですが、島田父親一食品問屋に産まれ→一橋大→三井物産→軍隊→中国出兵→シンガポール→母に出会い、戦時中に奇跡的な正規結婚をしたのです。Hさんのご両親の経歴を聞き、私の母がシンガポールで日本語を学んでいる時の写真があり調べてみると、父の字で日本語学校(渡辺先生)と書かれてありました。そこに写っているのは、母と並んで写っている、面影がHさんに似ている若い女性でした。Hさんのお姉さんにその写真を見てもらうと間違いないとのことでした。
 今は、ひきこもりの家族を支える会で妻がHさんと共に活動しています。「全ての出来事、全ての行為には、定められた時がある。」(コヘレト3:17)神様の計画の中で繋がった、この不思議な出来事の意味を考えさせられます。
                S.S兄