2018.4.8

〜 桜は桜のように♪♪♪ 〜
 桜の季節がやってきました。厳しい寒さが続いていた今年の冬でしたので、桜の開花や満開もだいぶ遅れるかと思いましたが、突然の季節外れの暖かさで桜の花が一気に開花し、大変速いスピードで満開へと進みましたね。
 人々はもう少し桜の花を楽しみたいと願いますが、桜の花はいつものように一気に散っていくでしょう。しかし、それこそ桜らしい生き方で、創造者なる神による作品としての役割を果たしているわけです。ある人は、桜の花を見て、人生の華やかさを見出し、ある人は、人生の儚さと空しさを見るでしょう。またある人は、早速花見の日を計画するでしょう。しかし、これらの反応は人間側で見る桜の花への感想であって、桜としては神に造られたまま、桜として神の栄光を現わしながら、自らの生き方と役割を果たし尽くすだけなのです。
 “バラはバラのように、すみれはすみれのように、鷲は鷲のように、雀は雀のように…”「このままの姿で」というゴスペル曲の歌詞の一部分です。この歌の最後は次のように終わります。“私もこのままの姿でついていきます。”そう、神に造られた自然界の被造物にはすべて固有の目的があり、それぞれ創造者なる神によって定められた生き方があるということです。桜も、桜として造られた目的やご計画に従い最善を尽くして生きている。そして神は、小泉町教会の神の家族お一人お一人にも固有の目的をもっておられ、それぞれに独特の賜物を与え、みんなが一つとなってキリストの体なる教会を建て上げることを望んでおられるのです。願わくは、神の家族お一人お一人が、神に造られ与えられたそのままの姿で輝きながら歩み抜く2018年度でありますように・・・。シャローム