2018.4.15

 イースター礼拝で聖歌隊のみなさんの前に立ち指揮をつとめた私。「うるわしの白百合」を讃美しているひとりひとりのお姿に感動しつつ、全身に歌声を浴びていました。
 ふと、歌っている二人の姉妹の間に目をやると、そこに、笑顔で一緒に歌ってるかのようなM兄の写真がありました。お二人は特に意識せず立っておられたそうで、偶然だったのですが、まるでM兄の場所を確保しているかのようにずっと絶妙な空間が空いていました。いつも聖歌隊に参加しておられたM兄が復活の体を持ち一緒に歌っているかのようでした。目と目が合い、ものすごい笑顔パワーに、涙腺がゆるんで仕方ありませんでした。
 その後の閔牧師の宣教で「亡霊には肉も骨もないが、あなたがたに見えるとおり、わたしにはそれがある」とのイエスさまのみ言葉を聞きました。写真の中のM兄も「すごいよね、あるんだよ、体が。ほんとの話。」と語っている気がしました。火葬場でM兄のこの世の身体が炎に包まれ、その熱さを感じたとき、それまで悲しくて辛い思いで一杯だった心が温かく明るい光に満たされ、M兄の魂が主の光に包まれ平安を得ていると感じ、その瞬間にすっかり涙が乾いたことを思い出します。・・・先に召された方々と、霊の体に復活してお会いできる!その希望があることを主に心より感謝しつつ。
                   S.M姉