2018.7.1

〜大先輩でメル友〜
 先月18日に天に召されたN兄との一番の思い出は3年前の「喜びのメール事件」です。
 すでになかなか礼拝に来られない体調だったN兄。その時期私は閔先生と交代で、金曜日に礼拝のお知らせメールを兄弟姉妹に送る奉仕にあずかっていました。たまたまある週、メールを送るのを遅らせた時がありました。土曜の朝、私と共にいた姉妹が自分の携帯を見て「キャーしみちゃんNさんに連絡連絡!」その声は、はしゃいでいました。
 なぜなら、彼女にN兄からメールが来たのでした。「いつものメールが来ない、Sさんに何かあったの」と。ヒェ〜そんな風に心配してくださってたとは...。教籍番号第壱番の大先輩に、私からメールなんか失礼じゃないかしらと、いつも気後れしながら送っていたのに。
 嬉しさに興奮しちゃって指が震え、ボタン(当時ガラケー)がなかなか押せなくてもっと焦ったのを覚えています。
 それからは気後れせず喜んでメールを送りました。豊かな信仰の大先輩だからこそと思い、教会・兄弟姉妹のためのお祈りのお願いを添えて送ることもありました。ときどき、返事をいただきました。私に「忙しそうだけど無理しないように」と書いてくださったこともありました。最後の返信はある日曜の朝「行きたかったけど無理ですごめんなさい」でした。先に召されたM兄もN兄も、今も私の携帯(今はスマホ)の住所録に名を置かれ、それを見るたび心の中でメールを送る私です。