2018.7.22

〜 水をください 〜
“女は言った。「主よ、渇くことがないように、また、ここにくみに来なくてもいいように、その水をください。」(ヨハネ4:15)”  
 連日の猛暑で息することさえ辛かった一週間でしたね。毎朝起きて最初に確認するのが天気予報ですが、毎日の晴れのマークと予想気温に不安を覚える近頃です。毎日のテレビやラジオからの呼びかけでも“水を飲んでいますか。熱中症になりますから、こまめに水を飲んでくださいね。”としつこく言われているほどです。わが家も子どもたちを学校に行かせる時、必ず確認して持たせるものが水筒です。
 先週は、礼拝堂や牧師館の周りの草がだいぶ伸びていたので、暑くならないうちにと思って朝早く草むしりをしましたが、やっぱり汗のシャワーと喉の渇きが続く。今年も牧師館の周りでキュウリ、トマト、ナス、レタスなどを栽培していますが、一日だけでも水をやらなかったら、あっという間に枯れてしまう、もちろん花壇の花たちもそうです。その時、花と野菜たちの叫び声が聞こえてくるような気がするのです。“水をください。私たちは渇いて死にそうです”と。・・・最近のイギリスでは、猛暑で水が足りなくなったため、ホースを使っての水やりに多額の罰金が課せられるほどだそうですね。
 私たちの体も、すべての生き物も、水を飲まずに生きられるものは存在しません。中には“水を飲まなくても生きられればいいのに、一日一度だけ飲むことで渇かない水があればいいのに”などつぶやく人もいるでしょう。しかし水がなければ生きられません。それがすべての生き物への神のご計画なのです。ぜひ、雨が降り注ぐことを祈りましょうね。
 同じように、私たちの信仰においての熱中症にならないためには、命の水を飲むことです。キリスト者が飲むべき水こそ、命の御言葉であり、聖霊であると聖書は教えます。ぜひ、毎朝目覚める時、聖霊様に祈りましょう。“命の水をください。私の魂を潤し、渇きを満たす水をください。恵みの雨を降らせてください”と。シャローム