2018.7.29

FEBCニュース〜
 月一度、週報ボックスに「FEBCキリスト教ラジオ放送局」の刊行物が届けられています。ある姉妹が捧げてくださっているものですが、いろいろな教派の牧師、神父、教師のみなさんによる聖書の解説と、ラジオ放送の聴取者の投稿などが掲載されています。
 最近の聖書の解説には、「使徒言行録」のイエスの母マリアと女たちが、男の弟子たちと心を合わせて祈っていたのがとても重要なことであった...という話がありました。主イエスが十字架にかかられたとき、男の弟子たちが皆主を捨てて逃げ出したことを女たちは責めず、その赦しの中心に、人間としての悲しみは最も大きかったであろう母、マリアがいたというのです。他には、イエスを「ダビデの子」と呼んで熱狂する群衆の姿に、自国の利益優先で指導者を選ぶ人々を重ね合わせ、主がそれをよしとなさらなかったことを照らし出す解説も共感できるものでした。
 聴取者の投稿には求道・信仰生活における悩みの率直な告白もあれば、みことばや主イエスの御品格への新鮮な感動の言葉もあります。最近では復活の主がピラトや祭司長たちに現れることなく、全てを失って漁師に戻るしかなかったペトロの日常の中に帰ってこられた「控えめな復活」に注目した投稿に心が暖かくなりました。是非、月々のニュースレターに目を通してみてください。
週報係