2018.9.16

〜神の宝石として輝きを放つために 〜
“しかし、神はわたしの歩む道を知っておられるはずだ。わたしを試してくだされば、        金のようであることが分かるはずだ。(ヨブ23:10)” ダイアモンドは素敵な輝きを放つだけでなく、その強度においてもこの世のどんなものより強いため、世界の人々に最も愛されている宝石です。しかし、ダイアモンドとは正反対とも言えるものとして、少しの力を加えることでつぶされてしまう炭があります。炭は真っ黒で形を見ても何の価値も見出すことができません。しかし驚くべきことは、あまりにも正反対と思われるダイアモンドと炭が“炭素”という同一の元素のカタマリであるということです。不思議です。成分がまったく同じものなのに、何が原因であれほどの違いが生じたのでしょうか。その理由は、“鍛練”という過程を通ったか否かによって決定づけられます。ダイアモンドは深い地の中で強力な地熱や地圧によって長い間、鍛錬され全く新しい性質に造り上げられたもの、しかし、炭は火に燃やされた後残されるただの炭素のカタマリに過ぎない(もちろん最近では炭もダイアモンドまでの価値はないにしろ、色々なところに利用されています)。
 神は人をダイアモンドのように輝く、貴い存在とするために、あらゆる試練(テスト)や苦難を与え、それらを通った者を選んで、神の栄光が現される者にしようとされるお方。愛なる神は、お造りになられたすべての人を神の栄光を現わしながら輝きを放つことができる者として、また神に愛されている者として愛の香りを漂わせながら歩める者として用いようとされていることを覚えましょう。
 収穫の季節を迎え、あなたをダイアモンドのように輝かそうとされる神の熱心を知り、御手に触れていただきましょう。あなたを襲ってくるすべての試練や苦しみはあなたをダイアモンドのように輝く宝石とするための神の道具です。シャローム