2018.9.30

〜 姉妹よ、祝福の源となってください。 〜
“神があなたを憐れみ、祝福し、御顔の輝きをあなたに向けてくださいますように。(詩編67:2)”
 “出会いと別れ”、これは神の御手の中にある恵みです。とりわけ突然の別れには神のその人への導きと召命が現れる時です。だから共同体としての私たちは神の導きとご計画を前にして従順にお受けすることが求められるのです。
 さて、私たちの愛して止まないS姉がご主人の突然の転勤のため、12月には東京に引っ越さなければならなくなりました。2013年の秋から5年間、S姉は小泉町教会の神の家族との交わりの中にすぐ溶け込まれ、愛を深めてこられました。豊かな賜物の持ち主で、忠実に神と教会に仕えてこられた姉妹でした。彼女は毎朝のディボーションを休むことなく、火曜日の聖書の学び、水曜祈祷会、金曜ディボーションタイムなど、平日の諸集会に努めて出席され牧師にとって大きな励みとなっていました。それだけではなく、S姉はCS教師、食事当番、路傍伝道、小さな泉の村など、ありとあらゆる教会の奉仕の場にご自身の力がある限り参加し神の家族と力を合わせてくださいました。その他にも彼女しかできないパソコンを用いての働きにも忠実でした。牧師としては一人の人に奉仕が集中することは好ましくないということを貫いてきたつもりですが・・・、彼女の働きはますます広がっていきました。神の家族の中に彼女を頼りにして来られた方々もたくさんいることでしょう。それほど、神はS姉を、小泉町教会を通して信仰の訓練と恵みを与えられ、また彼女の豊かな賜物と忠実さを用いられてこられたと信じます。そして神はS姉を新たな地へと遣わそうとされます。願わくはS姉の行く先々で祝福の源となりますように・・・。
 神の家族の皆さん、S姉との別れを悲しむ前に、これからの2ヶ月間の時間を大切に過ごしましょう。彼女が小泉町教会においていかに素晴らしい存在であったかを称賛し、また彼女が担っていた働きを分け合い、補い合うことを喜びましょう。S姉が明るく喜びをもって旅立っていけるようにしてあげましょう。シャローム