2018.10.28

旧約聖書入門12 〜「苦難の書ヨブ記」を読んで    
 ヨブはある日突然財産である牛、ろば、らくだ千百頭がことごとくうばわれ、多数のしもべたちが殺され、しかも十人の子女が突風によって死に絶えた。それでもヨブは、「わたしは裸で母の胎を出た、また裸でかしこに帰ろう、主が与え主が取られたのだ、主の御名はほむべきかな」と語っている。またヨブの妻が「神を呪って死になさい」と迫ると「我々は神から幸いを受けるのだから、災いをも受けるべきではないか」と答えた。
 ヨブは神の前に正しい人であって罪は何もなかった。それでも苦難を受けた。私だったらとても耐えられなく、神を呪ってマイナス思考になったと思う。しかし、主は苦難をとおしてわたしをととのえ、主のみこころにかなった者としてくださいます。主のみちびきに感謝して毎日を過ごしたいです。
                  M.T姉