2018.12.9

〜 飼い葉桶から十字架へ 〜
 先々週からの二週間はわが家にとっては試練の時でした。義母が道で倒れ頭を打って救急車に運ばれ入院するという出来事があり、それに待ちに待った義母のビザが許可されないというダブルパンチを食らうという出来事が続きました。寂しさと悲しみ、諦めなどの複雑な思いが混じる中、クリスマスの諸準備に励む二週間でした。
 以前からクリスマスシーズンになると、私の身の周りには心苦しい出来事が毎年続いていました。二度の交通事故を経験したり、病気でダウンしたり、南川兄の召天があったりするなど、クリスマスシーズンに何度となく心苦しむようなことがありました。そんな中、神はクリスマスこそ、十字架の出来事と同じく、神が最も苦しまれた時であったことを示してくださいました。神が人となって人間の世界に降って来られたけど、人々には受け入れてもらえず、馬小屋の飼い葉桶でしか生まれることができなかった。また、メシアが生まれるということで多くの赤ちゃんが殺されるという悲劇が起きてしまった。当然喜ばれるべき救い主の誕生だったのに、決して喜ぶことのできなかった寂しく悲しい2000年前の初めてのクリスマスでした。・・・だからでしょうか。クリスマスシーズンになると、救い主の誕生を喜ぶと共に、  “いよいよクリスマスが来たな!主と共に苦しもう”という思いも同時に湧いてくるようになりました。ぜひ飼い葉桶から十字架へ続く神の愛のメッセージをしっかりと噛みしめる時を過ごされますように…。シャローム