2018.12.23

バプテスマを喜ぶ 〜
 本日の礼拝の中で、A姉のバプテスマ式が執り行われます。A姉との交わりは、今から10年ほど前に遡ります。三人のお子さんのお母さんとして頑張りながら、いつも笑顔で振舞う彼女の姿に感心していたことを覚えています。富山に来て間もなかったわが家にも、親しく交わってくれた姉妹でした。だからこそ、本日のバプテスマ式が格別です。バプテスマへと導かれるまで、神は何度もA姉の心を叩かれたことでしょう。「見よ、わたしは戸口に立って、たたいている。だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入ってその者と共に食事をし、彼もまた、わたしと共に食事をするであろう(ヨハネの黙示録3:20)。・・・御言葉通り、いつの間にか神は彼女の心に受け入れられ、彼女の生活に様々な変化を起こされたことを感じます。
 今まで多くの方のバプテスマ式を授けてきましたが、その中でも、A姉ほど質問攻めにされたことはありませんでした。常に気になること、納得いかないこと、分からないことがあれば、すぐ質問し、答えを求めました。その姿にわたしも答えられるように最善を尽くそうとし、バプテスマの学びが、計画通りなかなか進まない。とりわけ、2000年前の主イエスの十字架の出来事が、現代の自分と何の関係があるのかと、心から信じ受け入れることができない…。私も聖霊が彼女の心に、十字架の恵みと真理を教えてくださるようにと祈りつつ、もう一度最初から一つ一つと説明し始めたその時でした。彼女の目からウロコが落ちたかのように、“あ、わかった!”と叫んだのです。やっぱり神は素晴らしいお方!!!A姉との学びを通して示されたことこそ、“人はみんながそれぞれ違っていて、神はその一人一人に合わせ、ふさわしい時を備え、すべてを整えられるということです。
 クリスマスを迎え、昨日も、今日も、そして明日も絶えず皆さんの心の部屋をノックし続けられるイエス様に気づくことができますように、そして、お一人お一人がイエス様の招きに応えられる日が訪れますように…。シャローム