2018.6.10

〜「帰還後」の聖歌隊
 最近のディボーションでは、イザヤ書の後半詩編を通じて、神がイスラエルをバビロン捕囚から帰還させてくださる赦しと回復の恵みを味わいました。きっと、帰還後の礼拝では感動をもってこれらのみことばが歌われたことでしょう。
 帰還後「礼拝の回復」が最優先課題としていかに熱心になされたか「エズラ記」と「ネヘミヤ記」に記されています。
 神殿での奉仕に必要な「レビ人」たちが散らされた先から捜し集められました。そのときには、「慈しみ深い神の御手がわたしたちを助けてくださり」とエズラ8:18に記されています。
 聖歌隊の再編成とその奉仕はネヘミヤ12章に書かれています。レビ人の中から数名が「賛歌の責任を負い」、その仲間たちが「交替で賛美と感謝を唱えた」と記されています。
 詠唱者たちは、エルサレムの周辺に村を作って住んでいました。ネヘミヤの不屈の指導で城壁が再建されると、その奉献式のため皆がエルサレムに集められ、二つの合唱隊として組織されました。両隊は城壁の上を右と左へそれぞれおそらく賛美しながら進み、神殿で合流しました。そこで、両隊が心を一つにして大合唱を捧げたのでしょう。
 小泉町教会でも、詠唱・奏楽者、奉仕者、そして礼拝者にこのように恵まれて、与えられた主の宮で、今年も大いなる讃美の礼拝「チャペルコンサート」を捧げることができ、慈しみ深い神の御手の助けに感謝いたします。「今日は、聖なる日」です。      
週報係