2018.6.17

〜心を一つにして 〜
 “そして、毎日ひたすら心を一つにして神殿に参り、家ごとに集まってパンを裂き、喜びと真心をもって一緒に食事をし、神を賛美していたので、民衆全体から好意を寄せられた。こうして、主は救われる人々を日々仲間に加え一つにされたのである。(使徒2:46〜47)”
 先週のチャペルコンサートは例年より多くの方が集われ恵みも多いひと時でしたね。ミルトスの3姉妹の神の愛に輝く演奏をはじめ、共演されたカペラの方々の美しいハーモニー、また發田姉の洗練されたピアノも素晴らしかったと思います。
 しかしいつも何より嬉しく思うのは、神の家族お一人お一人の喜びと感謝に満たされた心からの奉仕こそがチャペルコンサートをもっと輝くものに作り上げたということでしょう。チラシ作成、チラシ配り、駐車案内、掃除、受付と案内、司会、礼拝奉仕、軽食、写真撮影、執り成しなどなど、一つ一つの奉仕が美しく組み合わされて得られた祝福であったと思います。
 6月のリビングライフのテキストは使徒言行録です。初代教会の魅力溢れる姿と、救われる人が日々与えられる成長物語が描かれています。その中で浮き彫りのように目が留まるのが「心を一つにして」という言葉でしょう。12使徒は12使徒の役割を、7人の執事は教会から求められる奉仕の役割を、また、各信徒たちは各自に与えられた賜物を教会共同体のために喜んで用いました。しかしこれらすべてを一つに合せ、美しい教会を築き上げられたのが聖霊であったことを忘れてはなりません。その聖霊が今のわが教会にも同じく声をかけられる。「心を一つにして!!!」と。